ソフィアならではの
開発とは

進化し続けるりそなグループのシステム面を支えるソフィア。銀行の店舗サービス向上のためのデジタル化にも大きく貢献しています。ソフィアのチャレンジ事例として、1つのプロジェクトを紹介します。

これまで銀行窓口で口座開設などの取引を行う際には、必ず使う必要のあった金融専用端末。しかし金融専用端末は新しい技術を反映しにくく、高価であるといったデメリットがありました。
銀行員の利便性向上やシステムコスト低減のため、銀行取引をタブレットやPCからも行えるようにする、店舗システムの次世代化プロジェクトが始まりました。

プロジェクトを進める上で、一番の課題は開発期間。現行システムのサポート期限の問題から、超短期間で実施する必要がありました。
これまでの開発手法では間に合わないプロジェクト。そこで、できる限り直接プログラムを書かずにソフトウェアを作る手法であるローコード開発を提案し、複数のツールを比較評価した結果、GeneXusを採用した開発を行うこととなりました。

ローコード開発を行うのは初めてで、ソフィアとしての大きなチャレンジ。現行システムの仕組みの理解、GeneXusの習熟、開発ルール策定、GeneXusで実装できないことの切り分けなど様々な苦労に直面しました。
しかしGeneXusでプログラムを自動生成することで、システムエンジニアは上流工程に集中することができ、限られた時間や人数の中で、様々な関係者の力を借りながらも開発を順調に行うことができました。

無事プロジェクトは完遂し、超短期間で高品質なシステムを作り上げることができました。お客さまに直接的な貢献ができただけではなく、ローコード開発に初めてチャレンジしたこの経験が大きな成長へとつながりました。ソフトウェアのメンテナンスが容易になったことや、業務ノウハウの継承、ソフィアでのオープン開発手法の確立……苦労はたくさんあったものの、乗り越えて得られたこともたくさんあります。

この次世代店舗プロジェクトのような、お客さまのDX推進に貢献できる大規模プロジェクトに挑戦できるのがNTTデータソフィアという環境です。現在も新たなDX推進プロジェクトに取り組んでおり、また今後も続々とチャレンジする準備をしています。皆さんも私たちと一緒にチャレンジし、一流のシステムエンジニアとして活躍してみませんか？